デンマーク代表 2026年W杯メンバー予想!
どうも、アントニーです。
あまり時間が取れずブログの更新が滞っていましたが、今回は久しぶりに記事を書きたいと思います。
今回は、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催で行われるワールドカップのデンマーク代表メンバーを、予選も始まっていない3年半前に予想しよう!という企画になっています。
今回のワールドカップはグループリーグ最下位での敗退という誰も予想してないであろう衝撃の結果になってしまい、ブログのインプレッションが伸びるか心配ですが(笑)
それではいってみましょう
GK
オリバー・クリステンセン
現所属:ヘルタ・ベルリン(ドイツ)
生年月日:1999年3月22日
長らくチームを支えてきたシュマイケルとレノウは両者共にover30と年齢的な問題もあるのでこれが最後のW杯になるのではないかと予想します。そんな中次にゴールマウスを預かるのはその2人とともにカタールW杯のメンバーにも選出されている、オリバー・クリステンセンでしょう。
今季はヘルタ・ベルリンで正守護神の座を掴み、全試合にスタメン出場しているショットストッパーで、プレースタイルはシュマイケルに似ていると感じますがクリステンセンの方がよりダイナミックな印象。
2026年7月には27歳となっており、脂の乗った状態で本大会を迎えそうです。
フィリップ・ヨルゲンセン
現所属:ビジャレアル(スペイン)
生年月日:2002年4月16日
フル代表未招集のゴールキーパーの中で最も代表に近いと僕が思うのは、フィリップ・ヨルゲンセンです。
今季はビジャレアルの控えキーパーとしてECLにも3試合出場。ただクラブにはルジ、レイナという経験豊富な実力者が在籍しているため、現在はビジャレアルBの選手として2部でプレーすることが多いです。
しかしBチームとはいってもスペイン2部ですし、安定して出場機会も貰えています。さらに、スウェーデンにもルーツを持ちU17代表歴も有するため早目に招集をしないとスウェーデン代表に取られてしまうということも考えられます。このことから招集は時間の問題かなと思います。
テオ・サンダー
現所属:オールボー(デンマーク)
生年月日:2005年1月8日
正キーパーの負傷を機に弱冠17歳ながらオールボーのレギュラーに定着したのがこのサンダー。
現在チームは守備崩壊気味で下から2番目の11位と苦しい戦いを強いられていますが、この年齢でトップリーグの経験を積んでいるキーパーというだけで非常に大きいことなのです。
僕もあまりプレーは見られていませんが、印象としてはキーパーに必要な能力を満遍なく兼ね備えたバランス型という感じです。
これから経験を積んでどこまで成長していくのか非常に楽しみな選手。
3年半後には必ずやデンマーク代表に選ばれていることでしょう。
DF
アンドレアス・クリステンセン
現所属:バルセロナ(スペイン)
生年月日:1996年4月10日
今大会のデンマーク代表で唯一評価に値するプレーを見せたクリステンセン。
3試合全てに先発して安定した球出しとクレバーな守備を見せてくれました。第2戦のフランス戦ではコーナーキックから一時同点となるヘッドを沈めました。(これが今大会デンマーク唯一のゴールになるとは…笑)
今季は長年過ごしたチェルシーを去り、バルセロナに移籍。怪我もありなかなか出場機会を伸ばすことはできていませんが実力は主力級。
まだ26歳と伸びしろを残す年齢なので3年半後にはさらに圧倒的な、試合を支配するようなCBになっていて欲しいです。
ヨアキム・アンデルセン
生年月日:1996年5月31日
若くしてチェルシーに入団してエリート街道を歩んできた同い年のクリステンセンとは対照的に、ノルウェー、デンマーク、オランダ、イタリア、フランスと様々な国のクラブを渡り歩いて最高峰のプレミアリーグに辿り着いたのがこのアンデルセン。
相手FWとの駆け引きの上手さはプレミアでもトップクラスで、右足から繰り出す高精度のロングボールもビルドアップが詰まった時に有効な手となりチームを助けます。
クリステンセンと共に、今後数年でさらに強固なディフェンスラインを築き上げるでしょう。
ヴィクトル・ネルソン
現所属:ガラタサライ(トルコ)
生年月日:1998年10月14日
今大会はフランス戦で3バックの左として1試合に出場。右足から繰り出す長短のパスには目を見張るものがある、ビルドアップに長けたCBです。
昨季に移籍したガラタサライで瞬く間にポジションを掴み、一躍市場の人気銘柄に。しかもなんとガラタサライ加入後、リーグ戦は全試合フル出場を継続中という鉄人ぶり。
対人守備の軽さなど課題はあるものの、それらを克服して確実に1,2年後には5大リーグに移籍してレギュラーを掴んでいるはず。そして代表でもより重要な役回りを担っているはずです。
ヴァルデマー・ルンド・イェンセン
生年月日:2003年5月28日
今大会は3バックを基本フォーメーションにしているにも関わらずCBを4人しか呼ばないという謎選考があったわけですがそれもそのはず。素晴らしい若手がゴロゴロ育っているデンマークにおいて、なかなかいいCBが育っていないのです。しかし次のW杯の時にはクリステンセンとアンデルセンが30歳になることを考えれば若手を1人は確実に組み込まなければならない。ということで僕が白羽の矢を立てたのがルンドなのです。
まだ19歳ながら強豪コペンハーゲンで準レギュラーとしてコンスタントに出場機会を得ていて、さらに左利き。今大会のメンバーでディフェンスラインに1人も左利きがいなかったことを考えるといかに貴重なことか。順調に育ってメンバー入りしていて欲しいものです。
ラスムス・クリステンセン
現所属:リーズ(イングランド)
生年月日:1997年7月11日
今大会は右WB/SBとして全3試合に出場。ヴァスから完全にポジションを奪った感があります。
特徴はなんと言ってもサイドバックでは異質な187cmの長身。クロスは大抵身長の低いサイドバックがマークについている選手を狙いますが、彼がいるとそんな心配は無用。地空問わず強さを発揮してくれる頼もしいサイドバックです。
攻撃参加のサポートの仕方などまだまだ未熟な部分もありますが、今シーズンが1年目のプレミアでこれから経験を積んでさらに総合力を高めていくことでしょう。
エリアス・ジェラート・クリステンセン
生年月日:2003年6月12日
現在、3年半後のレギュラーの本命が不在の右サイドバックにおいて期待のホープがジェラートです。
メインは右サイドですが有事には左サイドもこなすことのできる汎用性の高さを持っており、走力を活かした積極的な攻撃参加が持ち味です。
攻撃的な選手ですが、戻りながらのタックルも上手く守備でもある程度計算が立つ選手です。
しかも端正なルックスを持っているというおまけ付き。代表レベルまで上り詰めれば数年後には世界中で注目を集めること間違いなしでしょう。
このブログを見た皆さん、ぜひご注目を!!
ヨアキム・メーレ
現所属:アタランタ(イタリア)
生年月日:1997年5月20日
サイドバックながら積極的に敵陣深くまで侵入してゴールに絡む、デンマーク代表において欠けてはならない重要戦力です。
攻撃参加に目が行きがちですが、W杯で見せたように被カウンター時のカバーリングも素晴らしいんです。
アタランタでは重要戦力になり切れていませんが持っている才能はピカイチ。調子のいい日はサイドを無限に上下動し続け、ベタな表現ですがメーレ何人いるの?と思ってしまいます。
代表の左利き不足はまだ続きそうなので次の大会も左サイドバックのレギュラーとして迎えそうです。
ヴィクトル・クリスティアンセン
生年月日:2002年12月16日
デンマーク国内で最も評価されている若手の1人で、国外移籍が秒読み段階となっているのがこのクリスティアンセンです。
サイドバックながら足下の技術には目を見張るものがあり、ビルドアップの逃げ道としてかなり有効。さらに高精度の左足のクロスでチャンスを創り出せる素晴らしい選手です。
今季は開幕からずっとレギュラーですし、次の活動での代表入りもほぼ確定じゃないかと思っています。
早く世界に見つかって欲しい。
MF
ピエール=エミル・ホイビュア
生年月日:1995年8月5日
18歳で代表デビューを果たした神童も気付けばもう27歳。
プロデビュー時に期待されていたキャリアからは少し遠回りはしていますが、今では球際で強さを見せてボールを刈り取るファイターに変貌し、クラブでも代表でも重要な存在になっています。
もちろん若い頃に得意としていたパスも健在。機を見て前線に素晴らしいボールを通します。
実績、統率力共に素晴らしいものを持っているので個人的には次のチームのキャプテンはホイビュアで決まりかなと思っています。
モアテン・ヒュルマン
現所属:レッチェ(イタリア)
生年月日:1999年6月25日
現在昇格組のレッチェで23歳ながらキャプテンを任され、試合では中盤の底で試合をコントロールするという重要な役割を担っているのがヒュルマン。
初のセリエAでの目覚ましい活躍を受けて既にステップアップの噂も上がっており、インテルやフランクフルトからの興味が報じられています。
ノアゴーとかなり迷いましたが今後の伸びしろを加味して3年半後にはヒュルマンが代表の重要戦力になっているかな、と考えます。(僕はノアゴーが好きなので希望は圧倒的にノアゴーです笑)
モウリツ・ケアゴー
現所属:レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
生年月日:2003年6月26日
数々のビッグクラブが触手を伸ばす、ボランチの超逸材。
守備強度は課題ですが、それを補って余りある左足の圧倒的な技術を持っています。
中盤でボールを受けると繊細なタッチで1人2人と相手を交わし、上品なスルーパスを配給するか強烈なシュートを放つ。
僕は数タッチ見ただけで惚れました。本当に凄い選手です。
早くビッグクラブでプレーしている姿が見たいです。
生年月日:2001年6月25日
ミッドフィールドでボールを奪ってそのままゴールに直結する仕事ができる、デンマーク国内No.1若手ボランチで、2018年にデビューして以来常にノアシェランの中盤の要として活躍を続けています。
現在は国内リーグでプレーしていますが、多分国外からのオファーも届いていると思います。数年後には5大リーグで普通に主力としてプレーできるポテンシャルをまだ秘めていると思います。
実力は疑いの余地がないのにノアシェランでも中盤でコンビを組むブレントフォードからのローンプレーヤーのビストルップの方が圧倒的に注目されていますし、かなり過小評価されてるなと感じます。
現所属:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
生年月日:1992年2月14日
言わずと知れたワールドクラスの攻撃的MF。
代表デビューが2010年と、もう12年も経っているためもう35歳くらいに見られがちですが実はまだ30歳。現在のプレミアでの素晴らしい活躍ぶりを見る限り次のW杯も行けそうな年齢なのです。
今大会は自身も不甲斐ない出来に終始してしまったのでリベンジの意識もかなり強いと思います。悲劇の試合中の心停止から立ち直った不屈の精神力でまたW杯の舞台に帰ってきて欲しいです。
オスカー・シュワルタウ
現所属:ブレンビー(デンマーク)
生年月日:2006年5月17日
今季16歳ながら強豪ブレンビーでトップチームデビューを果たした攻撃的MFの逸材。
切れ味鋭いターンで前を向き、スピード豊かな仕掛けで攻撃を活性化させる存在として先発、途中出場の両方で重宝され、ここまでリーグ戦で12試合(先発6)に出場し、3ゴールをマークしています。
今季1年目でここまでできるのなら来季には本当にリーグを席巻するような活躍ができるんじゃないかと思い、僕はかなり期待しています。
代表入りもいきなりはないと思いますが、遅くともEURO2024の前後くらいで選ばれるんじゃないでしょうか。
ジダン・セルトデミル
現所属:レヴァークーゼン(ドイツ)
生年月日:2005年2月4日
シュワルタウより1つ歳上のこのセルトデミルもまた攻撃的MFの超逸材です。
昨季はブンデスリーガで3試合に出場。強豪のレヴァークーゼンで試合に出ること自体が凄いのにそれを16歳でやってのけてしまうのだから驚きです。今季はまだトップチームでの出場がなく、シュワルタウのようにトップレベルでの試合感覚を養うことがなかなかできていないのが懸念点ですが、天才的なフレアと圧倒的な左足の技術は誰もが認めるところ。
ルーツを持つトルコ代表に取られないためにも早目に代表に招集されると思うので、もしかすると1年以内に代表でセルトデミルが見られるかもしれません。
FW
イェスパー・リンストローム
現所属:フランクフルト(ドイツ)
生年月日:2000年2月29日
今季フランクフルトで2年目の飛躍を遂げたリンストローム。
クイックネスを活かしたドリブルでチャンスを作り出すプレーが得意な選手です。
今大会ではフランス戦の終盤の無回転ミドルやオーストラリア戦の再三の好機演出など、攻撃陣で唯一素晴らしいプレーを見せてくれました。
現在はアーセナルやドルトムントなどが獲得に乗り出しており、来夏の移籍がほぼ確実。次のW杯までにもう1段階ステップアップしてワールドクラスになっていると予想します。
ミケル・ダムスゴー
生年月日:2000年7月3日
エリクセンの代役として大活躍を見せたEURO2020で一躍名を挙げた期待の若手ですが、その後怪我もあり今季移籍したブレントフォードでもベンチ暮らしとキャリアが伸び悩み気味です。
それでも武器となる右足に吸い付くようなボールタッチのドリブルや独特な変化をする縦回転のキックがあるのはとても大きいこと。少しのきっかけがあれば殻を破れると思うのでブレントフォードでの活躍を期待したいですね。
今のままで行くと次の大会のメンバー入りはかなりキツいですが、再ブレイクを期待して予想に入れてみました。
現所属:クルブ・ブルッヘ(ベルギー)
生年月日:1999年12月29日
現在代表で右ウイングのレギュラーを務めているのがこのスコフ・オルセン。
イタリア挑戦は失敗に終わりましたが現在ベルギーで圧巻の活躍を披露しています。
ボールコントロールの技術に優れ、多少雑なサイドチェンジでもしっかりと足下にトラップして仕掛ける体勢に入ることができます。さらにその仕掛けも相手からすると非常に厄介。縦にも内にも行けるんです。
次の大会も確実にレギュラーだろうなと思う選手ですね。(ブルッヘでのウイングバック起用は頑張ってるけど窮屈そうだからやめてあげて…)
グスタフ・イサクセン
現所属:ミッティラン(デンマーク)
生年月日:2001年4月19日
現在デンマーク国内でプレーする数多くの若手逸材の中で1番最初に海外へ飛び出すであろう選手がこのイサクセン。早ければこの冬にも移籍しそうな雰囲気です。
今季はなんと言ってもELでの活躍でしょう。ラツィオ戦で見せたゴラッソなど、グループリーグ全6試合に先発し、3ゴール2アシスト。一気に世界にその名を轟かせました。
現在はミラン、フィオレンティーナなどが争奪レースに参加していると言われています。5大リーグでの活躍が早く見たい選手の1人です。
イェンス・オドゴー
現所属:AZ(オランダ)
生年月日:1999年3月31日
今季、AZで前線の核となっているオドゴー。
フィジカルとスピードと左足の技術を全て兼ね備えたオールラウンダーで、フィジカルでゴリゴリと突破することもあればトリッキーなフェイントです相手を出し抜くこともできるという、今の代表にはいないタイプの選手です。
トップと右ウイングをハイレベルにこなせるユーティリティ性も大きな魅力。次大会の主力になり得る選手です。
代表でどのようなプレーを見せるのか、とても気になります。
ラスムス・ホイルンド
現所属:アタランタ(イタリア)
生年月日:2003年2月4日
強烈なシュートでゴールを量産する怪物ストライカー。
19歳ながらイタリアの強豪アタランタで継続して出場機会を得ています。前半戦はなかなか適応できず、結果を残すことができませんでしたが、W杯中断期間の練習試合で2試合連発。ガスペリーニ監督はサパタとムリエルより優先してスタメンで使おうとしているとのこと。
足下の技術も非常に高く、エリア内で仕掛けられるのも大きな強み。高身長を活かしたヘディングの技術さえ身につけば、3年半後にはデンマーク代表のエース、そしてワールドクラスのストライカーになれると思います。マジで超逸材です。皆さんぜひご注目を。
ヨナス・ヴィン
現所属:ヴォルフスブルク
生年月日:1999年2月7日
今大会はW杯のピッチに立つことが叶わなかったものの、僕は出して欲しいとずっと思っていた選手です。
長身ながら足下の技術に優れ、スピードも水準以上。さらにアシストのセンスまであるという超万能型。そのため、現所属のヴォルフスブルクでは"ネクスト・ジェコ"と称されています。
今季は怪我の影響で数試合に途中出場したのみですが、トップフォームを取り戻せば昨季のような活躍を見せられるはずです。
カスパー・ドルベア
現所属:セビージャ
生年月日:1997年10月6日
エースが存在しない現代表でおそらく一番トップで出場していたのがドルベアなのですが、ここ数年クラブシーンでの不振が続いています。(代表戦ではそこそこ結果を残している)
ニースで完全に構想外となり、セビージャへのローン移籍は全くのノーインパクト。冬にはホッフェンハイムへのローン先変更が取り沙汰されています。
素質は本当に素晴らしいものがあるだけに早く才能を発揮できるクラブを見つけて欲しいです。
ということで、以下の26人を次のW杯のメンバーとして予想します。
GK
オリバー・クリステンセン
フィリップ・ヨルゲンセン
テオ・サンダー
DF
アンドレアス・クリステンセン
ヨアキム・アンデルセン
ヴィクトル・ネルソン
ヴァルデマー・ルンド・イェンセン
ラスムス・クリステンセン
エリアス・ジェラート・クリステンセン
ヨアキム・メーレ
ヴィクトル・クリスティアンセン
MF
ピエール=エミル・ホイビュア
モアテン・ヒュルマン
モウリツ・ケアゴー
オスカー・シュワルタウ
ジダン・セルトデミル
FW
イェスパー・リンストローム
ミケル・ダムスゴー
グスタフ・イサクセン
イェンス・オドゴー
ラスムス・ホイルンド
ヨナス・ヴィン
カスパー・ドルベア
デンマークは若い選手が早くから活躍しているのでだいぶ予想に悩みましたがいいリストができたと思います。
3年後、全員当たってるといいな(笑)