2026年W杯カナダ・アメリカ・メキシコ大会のスタジアムを詳しくご紹介!
どうも、アントニーです。
先日、2026年に開催されるFIFAワールドカップカナダ・アメリカ・メキシコ3カ国共催大会の試合の開催都市が発表されました。
まだ試合が実施されるスタジアムは公式に発表されていないのですが、発表時の都市の写真から推測することができたので詳しく紹介していきたいと思います。
それではいってみましょう。
収容人数→54,045人
現使用チーム→BCライオンズ(CFL)、バンクーバー・ホワイトキャップス(MLS)
実施した大会→バンクーバーオリンピック・パラリンピック、FIFA女子ワールドカップ2015など
開場→1983年6月19日
1986年のカナダ万博の建物の1つとして建設されたBCプレイスは、オリンピック後に改修するまで世界最大の空中支持構造を持つスタジアムでした。
改修後屋根は支えられる形となりましたが、この屋根は世界最大の格納式の屋根となりました。
ルーメン・フィールド(シアトル)
収容人数→68,740人(72,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→シアトル・シーホークス(NFL)、シアトル・サウンダーズ(MLS)、OLレイン(NWSL)
実施した大会→コパアメリカセンテナリオ、CONCACAFゴールドカップ2021、CONCACAFチャンピオンズリーグ2022決勝など
開場→2002年7月28日
横にはイチローが在籍したことでお馴染みのシアトル・マリナーズの本拠地、Tモバイル・パーク(旧セーフコ・フィールド)があります。
試合中の観客の騒音で2回ギネス世界記録を打ち立てるというある種の偉業が成し遂げられたこともあるスタジアムです。
収容人数→68,500人(75,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→サンフランシスコ・49ers(NFL)
実施した大会→スーパーボウル50など
開場→2014年7月17日
米国クリーンビルディング評議会に登録されている最大の建物の1つで、屋上緑化とソーラーパネルの両方を兼ね備えた最初のスタジアムと言われています。
SoFiスタジアム(ロサンゼルス)
収容人数→70,240人(100,240人収容に拡張可能)
現使用チーム→ロサンゼルス・チャージャーズ、ロサンゼルス・ラムズ(NFL)
実施した大会→スーパーボウルLVIなど
開場→2020年9月8日
スタジアムにはサムスンのインフィニティ・スクリーンがあり、これはフィールドの屋根から吊り下げられる類いの物では初めての楕円形をした両面4KHDRビデオボードであり、スタジアムの260スピーカーオーディオシステムと56個の5Gワイヤレスアンテナが収容されている超最新鋭の電光掲示板です。
地下にはYouTubeシアターとして知られる6,000人収容の劇場があります。
収容人数→49,850人
現使用チーム→グアダラハラ(Liga MX)
実質した大会→コパ・リベルタドーレス2010決勝、CONCACAFチャンピオンズリーグ2017決勝など
開場→2010年7月29日
世界で初めて最新技術の第7世代の人工芝を採用しており、さらに天然芝と混ぜることによって長年にわたって最良の状態を保つことができます。
GEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアム(カンザスシティ)
収容人数→76,416人
現使用チーム→カンザスシティ・チーフス(NFL)
実施した大会→なし
開場→1972年8月12日
ルーメン・フィールドで記録が破られるまで試合中の観客の騒音の大きさのギネス世界記録を持っていたのはこのスタジアムでした。
AT&Tスタジアム(ダラス)
収容人数→80,000人(105,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→ダラス・カウボーイズ(NFL)
実施した大会→NBAオールスターウィークエンド2010など
開場→2009年5月27日
建設当時は世界最大だった三菱製のHDビデオディスプレイが設置されている、NFLで最も座席数の多いスタジアムです。
26の交換可能なパネルを備えたソフトトップ・コンバータブル・ターフ・システムを有し、コンサートやダートバイクからサッカーまで様々なイベントを開催することができます。
収容人数→42,500人(71,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→アトランタ・ファルコンズ(NFL)、アトランタ・ユナイテッド(MLS)
実施した大会→カレッジフットボール全米選手権2018、MLSカップ2018、スーパーボウルLIIIなど
開場→2017年8月26日
8枚の半透明の三角形のパネルで構成される風車を備えた格納式の屋根が特徴的なスタジアムです。
クレジットカード、デビットカード、モバイルなどスタジアム内での支払い方法をキャッシュレスのみ受け入れるようにした、アメリカ最初のプロスポーツ会場の1つとなりました。
NRGスタジアム(ヒューストン)
収容人数→72,220人(80,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→ヒューストン・テキサンズ(NFL)
実施した大会→CONCACAFゴールドカップ2009決勝、コパアメリカセンテナリオ、MLSオールスター2010など
開場→2002年8月24日
コンベンションセンター、アリーナ、ドームなどがある大型複合施設NRGパークの中にあります。
合計で世界で2番目に大きい1351.6平米のデジタルディスプレイボードを持ったスタジアムです。
収容人数→53,500人
現使用チーム→モンテレイ(Liga MX)、モンテレイ女子(Liga MX femenil)
実施した大会→CONCACAFチャンピオンズリーグ2019決勝など
開場→2015年8月2日
スタジアムの背後にそびえ立つ美しい山"Cerro de la silla"「鞍の山」があるスタジアムとして日本でもかなり有名です。
収容人数→87,523人
現使用チーム→クラブ・アメリカ、クルス・アスル(Liga MX)
実施した大会→FIFAワールドカップ1970,1986決勝、メキシコシティオリンピックなど
開場→1966年5月29日
87,523人を収容することができる、ラテンアメリカで最大のスタジアムです。
2回のワールドカップ決勝が開催された最初のスタジアムであり、マラドーナの神の手ゴール&5人抜きゴールが起こった場所でもあります。
収容人数→30,000人(40,000人収容に拡張可能)
現使用チーム→トロントFC(MLS)、トロント・アルゴノーツ(CFL)
実施した大会→FIFAU-20ワールドカップ2007、FIFAU-20女子ワールドカップ2014など
開場→2007年4月28日
ワールドカップを開催するには席数が少なすぎるため、45,500人収容に増築する計画が進められています。
冬の厳しい寒さでも天然芝を生育させるため、地下暖房システムがあります。
ジレット・スタジアム(ボストン)
収容人数→65,878人
現使用チーム→ニューイングランド・ペイトリオッツ(NFL)、ニューイングランド・レボリューション(MLS)、ニューイングランド・レボリューションII(MLS Next Pro)
実施した大会→FIFA女子ワールドカップ2003、コパアメリカセンテナリオなど
開場→2002年5月11日
2022年1月から2億5000万ドルをかけた改修工事が行われており、約2040平米のスコアボードや街を一望できる新しい灯台が建設される予定です。
収容人数→69,879人
現使用チーム→フィラデルフィア・イーグルス(NFL)
実施した大会→FIFA女子ワールドカップ2003、コパアメリカセンテナリオ、CONCACAFゴールドカップ2015決勝など
開場→2003年8月3日
設置されている11000枚のソーラーパネルと14台のUGE-4K風力タービンで施設の運営に使用される電力の30%を補っている、環境に優しいスタジアムです。
ハードロック・スタジアム(マイアミ)
収容人数→64,767人
現使用チーム→マイアミ・ドルフィンズ(NFL)
実施した大会→MLBワールドシリーズ1997,2003、マイアミ・オープンなど
開場→1987年8月16日
サッカーと野球の両方に対応できるスタジアムとして建設しており、2011年までマイアミ・マーリンズが本拠地としていました。
スタジアム周辺は複合施設となっており、マイアミ・オープン用の常設テニスコート29面やF1のマイアミ・グランプリ用のレースサーキットなどがあります。
収容人数→82,500人
現使用チーム→ニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ジェッツ(NFL)
実施した大会→スーパーボウルXLVIII、コパアメリカセンテナリオ決勝など
開場→2010年4月10日
建設に約16億ドルを使用した、米国で最も高価なスタジアムです。
2017年にスタジアムビジネスサミットによって、12ヶ月間の卓越したパフォーマンスが認められるに値する世界最高のスタジアム、アリーナ、スポーツ会場に授与される、「年間最優秀会場」に選出されました。
以上の16会場で試合が開催される模様です。
とても範囲が広く、移動がとても辛い大会になりそうなので選手のコンディションが心配ですが今は美しいスタジアムを見て心を躍らせておきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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